Nコン課題曲集(混声合唱)は買い?15年分の軌跡を辿る音楽教師の正直レビュー
中学校の合唱部顧問の皆さん、そしてかつて合唱に青春を捧げた全ての人へ。NHK全国学校音楽コンクール、通称「Nコン」の課題曲集は、単なる楽譜集以上の価値を持つことをご存知でしょうか?
今回は、長年合唱指導に携わってきた筆者が、Nコン課題曲集(混声合唱)の魅力と活用法を徹底的にレビューします。15年分の課題曲が収録されたこの一冊は、あなたの音楽の世界を広げる新たな扉を開くかもしれません。
Nコン課題曲集(混声合唱)の概要
この楽譜集は、第76回(2009年)から第90回(2023年)までの15年間の中学校混声合唱の課題曲を網羅しています。各年度の課題曲の楽譜と歌詞が掲載されており、Nコンの歴史を振り返るとともに、多様な合唱作品に触れることができます。
実際に使ってみた感想
指導者目線でのメリット
- 選曲の幅が広がる: 過去の課題曲を参考に、自校の合唱団に合った楽曲を見つけやすくなります。新しいレパートリーを開拓したい時に最適です。
- アレンジのヒントになる: 課題曲のアレンジを研究することで、生徒の個性を引き出す創造的な指導に繋げられます。
- 時代の変化を感じられる: 15年分の楽曲を比較することで、合唱音楽のトレンドや歌詞のテーマの変化を読み取ることができます。
生徒目線でのメリット
- 多様な楽曲に触れられる: さまざまな作曲家による個性的な楽曲を歌うことで、音楽的な感性を磨くことができます。
- 表現力が向上する: 課題曲を通して、歌詞の解釈や感情表現の奥深さを学ぶことができます。
- 達成感を味わえる: 難易度の高い課題曲に挑戦することで、合唱技術の向上と大きな達成感を味わうことができます。
デメリット
- 絶版の楽譜がある: 課題曲の中には、現在では入手困難な楽譜も含まれています。そのため、過去の課題曲を演奏したい場合は、楽譜の手配に苦労する可能性があります。
- 編曲が必要な場合がある: 課題曲は、必ずしも自校の合唱団の編成に合っているとは限りません。そのため、必要に応じて編曲する必要があります。
競合製品との比較
類似の楽譜集として、全日本合唱連盟が発行する「日本の合唱作品集」があります。しかし、この楽譜集は、Nコンの課題曲に特化している点が大きく異なります。Nコンの課題曲をまとめて研究したい場合は、本書が最適です。
どんな人におすすめ?
- 中学校の合唱部顧問
- 合唱指導者
- 合唱経験者
- 合唱音楽に興味のある全ての人
特に、以下のような方にはおすすめです。
- 新しい合唱曲を探している
- 合唱指導のアイデアを求めている
- Nコンの歴史に興味がある
まとめ
Nコン課題曲集(混声合唱)は、15年分の課題曲を通して、合唱音楽の奥深さを体験できる貴重な一冊です。指導者の方はもちろん、合唱を愛する全ての人にとって、新たな発見と感動を与えてくれるでしょう。
この楽譜集を手に、合唱の新たな可能性を追求してみませんか?
