ピアノを始めるあなたへ:挫折しないための第一歩を『新版 ピアノの練習ABC』で!
「いつかピアノを弾けるようになりたい!」
そんな夢を抱いている方は多いのではないでしょうか?私自身も幼い頃からピアノに触れ、その奥深さに魅了されてきました。しかし、いざピアノを始めようと思っても、どの教則本を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
数ある教則本の中でも、今回ご紹介するのは、長年愛され続けてきた名著の最新版『新版 ピアノの練習ABC』です。実は私もこの「ピアノの練習ABC」シリーズには昔お世話になった経験があり、今回の「新版」には大変注目していました。本当に初心者の方におすすめできるのか、他の定番教本と比較しながら、私の体験談を交えて詳しくレビューしていきます!
『新版 ピアノの練習ABC』ってどんな本?
この『新版 ピアノの練習ABC』は、日本のピアノ界に多大な功績を残された安川加壽子先生による、入門者向けのピアノ教則本です。初版から半世紀以上もの間、多くのピアノ学習者、そして指導者に選ばれ続けてきた「ピアノの練習ABC」が、2023年に「新版」として生まれ変わりました。
単なる音符の読み方や指の動かし方だけでなく、ピアノを弾く上での心構え、正しい姿勢、美しい音を出すための基本など、本当に大切な「音楽の基礎」を丁寧に教えてくれます。私が手にした際も、その丁寧な解説に改めて感銘を受けました。特に「新版」では、現代の学習スタイルに合わせた、より見やすいレイアウトや、理解しやすい構成になっている点が大きな魅力だと感じました。
実際に使ってみて感じたメリット・デメリット
私が実際に『新版 ピアノの練習ABC』を手に取ってみて感じた、具体的なメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
- 無理のない進度で着実にステップアップ: ピアノに初めて触れる方でも、一歩一歩着実に進めるように配慮された構成です。いきなり難しい曲に挑戦するのではなく、基礎をしっかりと固めながら、少しずつレパートリーを増やしていくことができます。このゆっくりとした進度は、特に独学の方や小さなお子さんには最適だと感じました。
- 「なぜそうするのか」がわかる丁寧な解説: 単に「こう弾く」だけでなく、「なぜこの指使いなのか」「なぜこの姿勢が大切なのか」といった根本的な理由まで、平易な言葉で説明されています。これにより、ただ譜面を追うだけでなく、音楽を「理解」しながら弾く喜びを感じられるでしょう。
- 美しい音色を育む工夫: 安川先生の理念が根付いているためか、指のタッチや音の響きに対する意識が高まるような内容が随所に散りばめられています。これは、将来的に豊かな表現力を身につける上で非常に重要な要素です。
- 現代に合わせた見やすいレイアウト: 「新版」では、以前の版よりも譜面や説明文が整理され、視覚的に非常に分かりやすくなっています。特に初心者がつまずきやすい箇所には、イラストや図解が効果的に使われており、学習意欲を損ないません。
デメリット
- クラシック色がやや強め: 主にクラシックの基礎に焦点を当てているため、ポップスやジャズのような現代的なジャンルをすぐに弾きたい方には、物足りなく感じるかもしれません。しかし、これは「基礎を固める」という目的においては、むしろメリットとも言えます。
- 伴奏音源はなし: 現代の教則本の中には、付属のCDやQRコードで模範演奏や伴奏音源が聴けるものもありますが、本書にはありません。先生とのレッスンや、ご自身で音源を探すといった工夫が必要になる場合があります。
他の定番教則本との比較:『新版 ピアノの練習ABC』の立ち位置
ピアノの教則本には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、よく使われる他の定番教本と『新版 ピアノの練習ABC』を比較し、その違いを明確にしてみましょう。
| 教則本名 | 特徴 | 『新版 ピアノの練習ABC』との違い |
|---|---|---|
| バイエル | 古典的で有名。基礎練習中心。 | 『新版 ピアノの練習ABC』の方が、より現代的で親しみやすいアプローチ。音楽性や表現力にも重きを置く。 |
| バーナム ピアノテクニック | 指の独立やテクニック習得に特化。練習曲がユニーク。 | 『新版 ピアノの練習ABC』は総合的な導入教材。バーナムはテクニック補助として併用すると効果的。 |
| ハノン | 徹底した指の訓練(スケール、アルペジオなど)に特化。 | ハノンは指の運動能力向上に特化しており、『新版 ピアノの練習ABC』で基礎を学びつつ、並行して取り組むことが多い。 |
| トンプソン 現代ピアノ教本 | ポップスやフォークソング風の曲も取り入れ、親しみやすい。 | トンプソンはより幅広いジャンルに触れるのに対し、『新版 ピアノの練習ABC』はクラシックの基礎をじっくり学ぶ。 |
このように、『新版 ピアノの練習ABC』は、特定のテクニックに特化するのではなく、ピアノを弾く上で必要な「基礎の基礎」を総合的かつ丁寧に学べるという点で、他の教本とは一線を画しています。特に「音楽性」や「表現力」といった、単なる指の運動ではない本質的な部分を重視している点が、安川先生の教本ならではの魅力です。
どんな人におすすめ?
私の経験から、『新版 ピアノの練習ABC』は以下のような方に特におすすめです。
- ピアノに初めて触れる子ども、または大人: 楽譜の読み方から指の動かし方まで、無理なく基礎を身につけたい方に最適です。
- 独学でピアノを始めたい方: 解説が丁寧なので、先生がいなくても進めやすいでしょう。ただし、可能であれば動画教材なども併用することをお勧めします。
- 昔ピアノを習っていたけれど、挫折してしまった方: 基礎からしっかりやり直すことで、新たな発見と喜びが得られるはずです。
- ピアノ教室の先生: 生徒さんへの導入教材として、質の高い基礎教育を提供したい先生方にも自信を持っておすすめできます。
まとめ:『新版 ピアノの練習ABC』で、あなたのピアノライフをスタートしよう!
『新版 ピアノの練習ABC』は、単なる入門書ではなく、ピアノを長く楽しく続けるための土台を築いてくれる、まさに「音楽のABC」を教えてくれる一冊です。安川加壽子先生の長年の教育経験が凝縮された内容は、きっとあなたのピアノライフを豊かなものにしてくれるでしょう。
もしあなたがピアノを始めたいと考えているなら、この『新版 ピアノの練習ABC』を手に取ってみることを強くおすすめします。一歩踏み出して、指先から広がる音楽の世界を体験してみませんか?
あなたのピアノの練習が、楽しく実り多いものになることを心から願っています!
